シャンプーの後にコンディショナーを使う人は多いですが、その役割をきちんと理解して使っているという人は少ないのではないでしょうか。実は、シャンプーの後のコンディショナーは必要とは限らないのです。今回はコンディショナーの必要性やメリット、使い方の注意点について解説します。

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シャンプー後にコンディショナーは必要？

「シャンプーとセットで買ったから」「髪に良さそうだから」という理由で、コンディショナーを使う人は多いもの。しかし、コンディショナーは髪の毛の状態を良くするためのものなので、髪に特に問題がなければシャンプーだけでも構わないのです。

ただし、髪にダメージやごわつきなどの問題がある場合は、コンディショナーで改善が期待できるので、使った方が良いと言えます。つまり、シャンプー後にコンディショナーが必要かどうかは、髪の状態によって決まるのです。

コンディショナーのメリット4つ

コンディショナーの4つのメリットから、コンディショナーが必要な髪について見てみましょう。

• 髪にハリツヤを与える
• 髪を保護して指通りを滑らかにする
• ドライヤーの熱・摩擦から髪を守る
• ヘアカラーの脱色を抑える

髪にハリツヤを与える

水分が足りない髪はキューティクルが開きパサパサの状態です。パサついた髪は見た目が悪いだけではなく、開いたキューティクルの隙間からダメージも受けやすい状態なので改善が必要です。コンディショナーは髪に水分を補給して保湿し、髪にハリツヤを与える効果が期待できるので、髪が乾燥している場合はコンディショナーで保湿をしましょう。

髪を保護して指通りを滑らかにする

コンディショナーに含まれるカチオンは、髪の表面をコーティングする役割があります。表面をコーティングされた髪は指通りが良くなるので、髪がもつれやすい人はコンディショナーでケアすると良いでしょう。

ドライヤーの熱・摩擦から髪を守る

髪を乾かす際、ドライヤーの熱や摩擦は髪に大きなダメージを与え、ダメージヘアの原因となってしまいます。コンディショナーで髪をコーティングすることで、ドライヤーの熱や摩擦のダメージから髪を守ることができます。

ヘアカラーの脱色を抑える

ヘアカラーは時間と共に色が抜けていきますが、コンディショナーは脱色を抑えてヘアカラーを長持ちさせる効果も期待できます。ヘアカラーは髪と頭皮にダメージを与えるので、コンディショナーで長持ちさせて施術回数を減らすようにしましょう。

コンディショナーを使う際の注意点とポイント

様々なメリットがあるコンディショナーですが、使い方を間違えると十分な効果を得られなかったり、頭皮にダメージを与えてしまったりするので注意が必要です。コンディショナーを使う際は以下のポイントに注意してください。

• 地肌に付かないようにする
• 髪の水分を軽く拭き取ってから使う

地肌に付かないようにする

コンディショナーは髪の中間から毛先にかけて付けるようにして、地肌には付けないように注意しましょう。コンディショナーが地肌に付くと、すすぎ残しがあった時に毛穴に詰まり、炎症や抜け毛など、頭皮や髪のトラブルを引き起こす原因になります。

髪の水分を軽く拭き取ってから使う

コンディショナーをつける際は、髪の水分を軽く拭き取ってからにしましょう。なぜなら、濡れた状態の髪ではコンディショナーの効果を十分に得ることができないからです。髪を拭く際、濡れた髪は傷付きやすいため、タオルでこするのではなく、タオルに軽く挟むようにして水分を取るようにしましょう。

髪のダメージが気になる場合はコンディショナーで保護しよう

コンディショナーは髪の状態を良くするためのものなので、髪が健康な状態であれば必ず使わなければならないものではありません。しかし、髪を保護する、ハリツヤを出すなどのメリットがあるので、ダメージヘアやもつれやすいなど、髪に問題がある場合はコンディショナーを使うと良いでしょう。