「朝シャンする派？しない派？」と聞かれたら、あなたはどちらと答えますか？忙しい現代社会では夜に疲れて帰ってきてそのまま寝てしまい、翌日の出勤前に朝シャンするという人は少なくありません。しかし、朝シャンにはメリットがある一方でデメリットもあるので注意が必要です。今回は朝シャンのメリットとデメリットを解説します。

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朝シャンのメリット2つ

朝シャンのメリットとしては、以下の2点が挙げられます。

• 寝ぐせも直せる
• 血行を促進する

頑固な寝ぐせも直せる

寝癖直しウォーターなどの専用スタイリング剤を使っても直らない頑固な寝ぐせは、朝シャンで頭全体を濡らすことで直しやすくなります。夜にきちんとお風呂に入ってシャンプーしても、頑固な寝ぐせに悩まされる人には朝シャンがおすすめです。

血行を促進する

朝に温かいシャワーを浴びることで、身体の血行が良くなり代謝が上がりやすくなります。血行および代謝が良くなると、頭皮に栄養が運ばれやすくなり、髪の健康維持やエネルギー消費が活発となることでダイエット効果が期待できます。

朝シャンのデメリット3つ

朝シャンには嬉しいメリットがある一方、気を付けるべきデメリットもあります。朝シャンのデメリット3つについて解説します。

頭皮が乾燥しやすくなる

頭皮は眠っている間、翌日に頭皮や髪を乾燥から守るための脂分を補給します。しかし、朝シャンによってこの脂分を流してしまうと、頭皮が乾燥してフケや炎症などの頭皮トラブルに繋がってしまいます。

紫外線の影響を受けやすくなる

紫外線は顔や腕など、露出している肌に影響を与えるイメージがありますが、実は頭皮や髪にもダメージを与えています。紫外線は頭皮や髪のバリア機能を低下させて、頭皮や髪トラブルを引き起こす原因になります。朝シャンは髪や頭皮を紫外線から守るための脂質を洗い流してしまうので、紫外線の影響を受けやすくなってしまうのです。

薄毛の原因になる

朝シャンをする人は、夜は髪を洗わずに寝てしまう人も少なくありません。すると、1日の蓄積した汚れや皮脂がそのままになってしまい、髪の毛根が詰まりやすくなります。すると、髪が抜けやすくなり薄毛の原因となるのです。

どうしても朝シャンしたい場合の対策

朝シャンにはメリットとデメリットの双方がありますが、総合的に考えるとデメリットによる負担が大きいので、おすすめできません。しかし、長年朝シャンをしてきた人の中には今すぐ習慣を変えるのは難しい、どうしても朝シャンをしないと気持ちが悪いという人もいるでしょう。また、仕事や生活の関係でどうしても朝シャンになる人もいるかと思います。ここではどうしても朝シャンしたい場合の対策方法を解説します。

シャンプーを使わずお湯ですすぐのみにする

どうしても朝シャンをしたい場合は、シャンプーを使わずお湯ですすぐのみにしましょう。「お湯だけで汚れが落ちるの？」と思う人もいるかもしれませんが、実はお湯で洗うだけでも汚れの70～80%は落とせると言われています。

ぬるま湯で洗うようにする

熱いお湯は身体をしゃっきり目覚めさせてくれますが、刺激が強い上に必要な皮脂まで洗い流してしまいます。朝シャンをする際は、お湯は36～38℃のぬるま湯にしましょう。

朝シャンはお湯ですすぐまでにしよう

朝シャンは頑固な寝ぐせを直したり、血行を良くして代謝を上げたりするメリットがあります。しかし、その一方で頭皮の乾燥を招いたり、紫外線の影響を受けやすくなったりするデメリットもあるので注意が必要です。長期的に朝シャンのデメリットを受け続けると、薄毛になってしまう可能性もあります。どうしても朝シャンをしたい場合は、ぬるま湯ですすぐまでにして、なるべく夜に洗う習慣を付けるようにしましょう。

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