お風呂で髪を洗っている時、いつもより泡立ちが悪いと感じたことはありませんか？シャンプーを替えたわけでもないのに、急に泡立ちが悪くなると原因が分からず不安になりますよね。今回はシャンプーが泡立たない原因と対策方法、そもそもなぜシャンプーを泡立てるべきなのかその理由も解説します。

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シャンプーが泡立たない4つの原因

シャンプーが泡立たない主な原因は以下の4つです。

• 頭皮の汚れ・皮脂詰まり
• 予洗い不足
• 髪のダメージ
• スタイリング剤のつけ過ぎ

頭皮が汚れている・毛穴に皮脂が詰まっている

シャンプーを泡立てるためにはある程度の水分が必要です。しかし、頭皮に汚れや余分な皮脂が付いたままシャンプーをすると、汚れや皮脂が水分とシャンプーが混ざるのを邪魔してしまうので、泡立ちにくくなります。

特に夏や運動後など大量の汗をかいたときや睡眠不足時、ジャンクフードなど脂分の多い食事が続いた時は余分な皮脂が排出されて頭皮が汚れやすく、シャンプーの泡立ちが悪くなりがちです。

予洗いが足りていない

予洗いとは、シャンプー前にお湯のみで髪や頭皮を洗うこと。予洗いをしっかりとすれば、大まかな汚れを浮き上がらせて落としてシャンプーの泡立ちを良くすることができます。しかし予洗いが足りていないと、多くの汚れが髪や頭皮に付いたままなので泡立ちが悪くなってしまうのです。

髪がダメージを受けている

髪がカラーやパーマ、紫外線などによってダメージを受けた状態では、髪の表面を保護しているうろこ状の組織であるキューティクルが開いた状態になります。すると、その隙間からシャンプーや水分が入り込んで髪に吸収されてしまうので、シャンプーが泡立ちにくくなるのです。

スタイリング剤のつけ過ぎ

ワックスやスプレーなど、油性整髪料を付けすぎていると、スタイリング剤の油分が髪の表面を覆ってしまい、泡立ちが悪くなります。特にしっかりと固まるハードタイプは吸着力が強く、洗っても落ちにくいので泡立ちにくさも増してしまいます。

そもそもシャンプーを泡立てるべき理由とは？

シャンプーが泡立たない原因をご紹介しましたが、そもそもなぜシャンプーはしっかりと泡立てなければならないと言われているのでしょうか。その理由は以下の2つにあります。それぞれ詳しく見てみましょう。

• 原液が頭皮に付くことでトラブルの原因になる
• 髪への摩擦の負担が大きくなる

原液が頭皮に付くことでトラブルの原因になる

シャンプーの原液は洗浄力が強く、そのまま頭皮に付くとかゆみや炎症など頭皮トラブルの原因になります。また、頭皮の保護に必要な皮脂まで取ってしまうので乾燥やフケ、抜け毛に繋がる恐れもあるのです。

髪への摩擦の負担が大きくなる

シャンプーの泡は髪と髪がこすれる際の摩擦を軽減させる働きがあります。しかし、泡立ちが少ない状態で髪を洗うと、摩擦の負担がそのままかかってしまいキューティクルがはがれて、髪がダメージを受けやすくなってしまうのです。

シャンプーを泡立てる方法

シャンプーをしっかり泡立てる方法は、シャンプー前にブラッシングや予洗いをして髪の汚れをある程度落としておくことです。ブラッシングや予洗いはシャンプーの泡立ちを良くするだけではなく、頭皮を刺激して頭皮や髪の健康を守ることにも繋がるので洗髪前の習慣にすると良いですよ。

シャンプーはしっかりと泡立ててから使おう

シャンプーの泡は頭皮トラブルを防いだり、髪を摩擦のダメージから守ったりする重要な役割があります。しかし、頭皮や髪に汚れ・スタイリング剤が付いていたり、髪がダメージを受けた状態であったりすると泡立ちが悪くなってしまいます。シャンプー前にはブラッシングや予洗いを行い、しっかりと泡立ててから使うようにしましょう。

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