特別何かあったわけでもないのに、気分が優れず何となくスッキリしない…とお悩みの方も多いのではないでしょうか。原因の分からない心身の不調は、自分の体が発しているストレスサインかもしれません。このサインを放っておくと、さらなる不調を招いてしまう可能性もあるので、時には意識的にリラックスをして心身の緊張をほぐしてあげることが必要です。

この記事では、ストレスがなかなか減らない方にもおすすめのリラックス方法をご紹介します。ぜひ最後まで読んでいただき、自分に合っていそうなものを生活に取り入れてみてくださいね。

この記事を読むための時間：3分

現代社会はストレス要素がたくさん！

私たちは普段の生活の中で知らず知らずのうちにストレスを溜めてしまっていることがあります。ストレスとは目に見えないものであり、あいまいな概念ですが生体が外部から刺激を受けたときに生じる、緊張状態のことを広く指します。つまり、不安や悩み、人間関係などはもちろん、天候などの環境要因や睡眠不足などの身体的な要因など、あらゆる事柄がストレスの原因になり得るのです。

手軽にリラックスできる方法をご紹介

ストレスサインに気がついたら、自分に合ったリラックス法を実践して緊張や疲れを緩和することが大切です。

お風呂にゆっくり入る

湯船にお気に入りの入浴剤を入れて深く深呼吸をしてみると、体の緊張がほぐれてリラックスできます。ぬるめのお湯でゆっくり半身浴をすれば副交感神経を優位にし、リラックス作用をもたらしてくれるのでおすすめですよ。42℃以上の熱いお湯は体に負担がかかるだけではなく、交感神経が活性化して眠れなくなってしまうこともあるので注意しましょう。

アロマの香りを楽しむ

アロマオイルには気持ちをリフレッシュさせてくれるものやイライラを緩和してくれる効能があるものなど、さまざまな種類があります。特別な道具を用意しなくてもお風呂に垂らして香りを楽しんだり、タオルに染み込ませて枕元に置いておいたりなど手軽に使うことができます。ぜひお気に入りの香りを見つけて試してみてくださいね。

信用できる人との時間を過ごす

友人やパートナー、家族など、身近な人との穏やかな時間を楽しんでみましょう。悩みの種になっていることを話してみるだけでも、気持ちがすっきりして自分の思考を整理することもできますよ。声を出して笑うとエンドルフィンが分泌されて幸福感を得やすくなるのでおすすめです。気を遣ってしまう人との時間を過ごすのは逆に疲れてしまうので避けた方がいいでしょう。

生活リズムを整える

心が沈んでいるときにはまずは体の内側から整えてみるのも有効です。まずは早寝早起きをして良質な睡眠を十分にとり、起きたら朝日を浴びてしっかり目を覚ましましょう。また適度な運動はセロトニンを活性化してくれたりストレスを和らげてくれるといった効果があるのでおすすめです。

栄養が偏っていると感じる方は食事のバランスを見直し、腸活を意識した食品を取り入れてみるなどして生活リズムを整えてみてください。

逆効果！間違ったストレス解消法とは？

ストレスが溜まってしまうときに取ってしまいがちな行動のなかでリラックスするためには逆効果なことをご紹介します。

やけ酒ややけ食い

ストレスを感じてイライラするとついやけ食いややけ酒に走ってしまうことがありますよね。一瞬はスッキリしたりストレスから解放されるかもしれませんが、その後は体の不調や体重増加、罪悪感に悩まされるケースも少なくありません。

人はストレスを感じるとコルチゾールというホルモンが必要以上に分泌されてしまい、食欲をコントロールできなくなってしまいます。どのようなときにやけ酒ややけ食いをしてしまうのか自分の行動パターンを分析し、過食に走る前にストレスを緩和できる工夫をしましょう。

適当な人に愚痴を言う

イライラしたことがあったときに、つい衝動的になって適当な人に愚痴をこぼしてしまった経験はありませんか？人の口に戸は立てられないもので、ポロッと話してしまったことが次のトラブルを呼んでしまうことも考えられます。愚痴を言いたいなら心から信じられる相手に聞いてもらうのをおすすめします。

まとめ

いかがでしたか。おすすめのリラックス方法や間違ったストレス解消法をご紹介しました。なかなかストレスが減らないとお悩みの方はストレスの原因の分析をした上で、この記事で紹介した方法を参考に自分に合ったリラックスの方法を探してみましょう。