猛暑が来ました！！あせも　汗かぶれ対策が必要です。

汗をたくさんかく季節が来ました。

汗を良くかく子供たちから汗をかきにくい大人でも猛暑で熱中症対策として、こまめに水分補給を注意していますが、もう一つ注意していただきたいことは、「あせもと汗かぶれ」の肌トラブルです。

あせが原因でおこる「あせもと汗かぶれ」

①あせも

汗をかきすぎると　汗の通り道となる汗管がつまり、あせが皮膚の中でたまり、周囲の組織が炎症によって刺激を受けます。

汗の出口に、透明な水疱（すいほう）が出来たり、肌に赤いブツブツとした発疹が表れたりします。

また、かゆみや熱っぽさなど患部に感じかもしれません。

あせもは汗腺の未発達なお子さんに多く、肌バリア機能が低下している方にも起きやすいと言われています。

②汗かぶれ

汗が接触して起きる皮膚炎です。

汗をかいた後に汗の水分が蒸発したあと残る塩分やアンモニアなどの成分が肌を刺激して、ピリピリ、チクチクと言ったかゆみや赤みといった症状があります。

顔や首、ひじの内側など皮膚が薄く弱い部分に起こりやすく。また、腹部や腰回りなど衣服が擦れる部分にも起こりやすいです。

あせもや汗かぶれの症状を予防と悪化させない対策

●汗をかいたらこまめに拭いて、あせを長時間、皮膚に残さないようにする。

　シャワーなどでサッと洗い流しができると良いです。

　または、濡らしたタオルで軽く抑えるように拭き取る。

　下着や衣類は通気性・吸湿性のよい綿など素材を選びましょう。

　ベルトなど締め付けるのはやめましょう。

●あせも汗かぶれは、皮膚の肌バリア機能低下から起こりやすくなると言われてます。

　皮膚バリア機能低下は、乾燥肌が原因になることが多く、夏こそ注意！！！

　エアコンや紫外線などの影響で乾燥が進みます。

　保湿をすることで肌のバリアが保たれればあせもや汗かぶれ、アレルギーなどの予防になります。

　汗をかいた体を乾燥から守るには、入浴の際　顔や体をゴシゴシと擦らずに優しく洗いましょう。

　肌に優しい洗浄剤を使ってください。入浴後、保湿剤でしっかりスキンケアしましょう。

●かゆみがあるときは、できるだけかかずに薄手の布に包んだ保冷剤で冷やしましょう。

　かきむしる事で、角質が壊れ、細菌が入り症状を悪化させる場合があります。

※あせもや汗かぶれは、あせ対策や保湿対策とうしていれば自然に治ることが多いです。

　なかなか症状が変わらない、炎症がひどくなった状態のときは、皮膚科を受診して適切な処置をうけましょう。

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