私たちの生活の中には様々なストレス要因が潜んでいるため、誰でも仕事や周りの人との関係でメンタルがダメージを受ける可能性があります。また、季節の変わり目や引っ越し、結婚など環境が大きく変わる場合も、実は心に負担をかけているのです。そんなストレス要因があちこちに潜む生活の中で心身共に健康を保つためには、セルフでのメンタルバランスを調整が大切です。そこで今回はメンタルを自身で整える方法をご紹介します。

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メンタルのセルフバランス調整方法

メンタルバランスを整える6つの方法をご紹介します。

生活リズムを整える

メンタル不調の主な原因のひとつに「自律神経の乱れ」が挙げられます。自律神経とは内臓や代謝、体温といった体の機能を無意識化でコントロールする神経のこと。自律神経には 心と体を活発にする「交感神経」とリラックスさせて休ませる「副交感神経」あり、この2つの神経がバランスを取ることで健康的な生活を送ることができます。

しかし、生活リズムが乱れると自律神経の切り替えが悪くなり、心身に不調が現れやすくなります。寝る時間、起きる時間、食事の時間を毎日同じ時間にして生活リズムを整えましょう。

栄養バランスのよい食事を摂る

メンタルの調子は食事とも深い関りがあります。ビタミンやミネラルはメンタルバランスの調整に有効であるため、野菜や果物が不足しないように注意しましょう。しかし、野菜ばかりの食事は栄養バランスが偏ってしまいます。炭水化物や肉、魚などもバランス良く食べるようにしましょう。

長時間できる軽めの運動をする

とある研究では、運動する習慣が全くない人は、週に1～2時間の運動をしている人と比べるとうつ病の発症リスクが44%高くなる結果が出ています。このことから、運動はメンタルバランスを整えるのに最適と言えるでしょう。また、運動は睡眠の質の改善や免疫力の向上、脳の神経の成長などにも効果的と言われています。ウォーキングや水泳、ヨガやストレッチなど軽い有酸素運動を継続して行うようにしましょう。

寒暖差対策をとる

急に寒くなったり暑くなったりすると、体調を崩しがちという人は多いでしょう。これは激しい寒暖差によって自律神経が乱れてしまうためです。そのため、1日の中で気温が変わりやすい春や秋は、出かける際は重ね着を持つなどして体温調節を行いましょう。

プラス思考を心がける

メンタルの調子を崩さないようにするには、ストレスを受けにくい心を作ることも大切です。普段から様々な出来事に対して前向きに考えられるように、プラス思考を心がけましょう。プラス思考になる具体的な方法としては以下が挙げられます。普段から思考がマイナス気味という人は、ぜひ試してみてください。

• ネガティブな出来事が起きた場合「失敗したからダメ」ではなく「失敗から学びがあった」とポジティブに言い換える
• 毎日その日にあった楽しかったことを記録する
• 「毎朝15分ウォーキングをする」など小さな目標を立てて成功体験を重ねる

マインドフルネスを行う

マインドフルネスとは、瞑想によって今この瞬間に集中することで、不安や憂鬱の中をさまよう心をひき戻して落ち着ける方法のこと。近年では科学的な実証も進み、うつ病や不安障害の改善に効果的であることが分かってきています。マインドフルネスを習慣的に行うことで、感情やストレスに振り回されないメンタルになる、自律神経を整えるといった効果が期待できます。

心が不調の時はメンタルバランスの調整を行おう

心の不調は放置するとうつ病などの疾患リスクが高くなってしまいます。普段からメンタルバランス調整を行い、ストレスを溜め込まないようにしましょう。また、マインドフルネスやプラス思考を心がけるなどで、強いメンタルを作ることも大切です。