スキンケアの方法や手順によって、肌の状態は大きく左右されます。せっかくスキンケアするのであれば最大限の効果を得たいですよね。この記事では、乾燥肌でお悩みの方に向けて、スキンケアの順番と保湿のポイントをご紹介します。肌の水分量をアップさせたい方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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スキンケアを行うおすすめのタイミング

スキンケアを行うタイミングでおすすめなのが、肌が最も清潔に保たれている、洗顔後や入浴後です。特に入浴後は長期で毛穴が開いているため、メイクや皮脂汚れをしっかりと落とすことができます。そこに化粧水でたっぷりと保湿することにより、効率よく潤いを与えるができます。注意点としては、顔を洗った後には水分が失われやすくなっています。顔の水分を拭き取ったらすぐに、化粧水をつけましょう。

【乾燥肌の方必見】潤い肌のためのスキンケアの順番

ここでは、乾燥肌の方に向けて、スキンケアの順番を解説します。

➀導入化粧水（ブースター）

化粧水をしっかりと肌に馴染ませるために、導入化粧水が必須です。導入化粧水は、肌を柔らかくして化粧水や美容液などの成分を肌に浸透させやすくするアイテムです。先ほど解説したように、お風呂上がりには肌の水分が蒸発しやすくなっています。お風呂から上がったら、何よりも先に導入化粧水を顔につけておけば、潤いを保つことができるため、残りのケアを慌てずゆっくり行うことができます。

➁化粧水

導入化粧水を使って肌の浸透力を高めたら、化粧水をつけて肌に潤いを与えましょう。化粧水の適量は製品によって大きく異なるため、説明書きをよく確認してください。コットンや手のひらに化粧水を出して、素肌に優しくなじませましょう。乾燥が気になる部分には、重ねて塗るのもおすすめです。

③美容液

美容液を選ぶ際には、水分量を保つ効果に特化した、保湿成分がたっぷりと含まれたものを選びましょう。美容液には、それぞれの肌悩みに合わせた美容成分がたっぷりと含まれています。導入化粧水や化粧水をつけて肌が柔らかくなっているうちに、しっかりと肌になじませましょう。

④乳液

いくら化粧水や美容液を塗りこんでも、フタをしなければ蒸発してしまうため、乳液を塗布しましょう。乳液を手のひらに出して人肌に温め、顔に広げていきます。この時、顔の中心から外側に向かうように優しく広げてください。使用量の目安は製品によって異なりますが、ベタベタしすぎずに軽く潤う程度が適量です。

⑤クリーム

クリームも役割は乳液と同じですが、クリームの方が油分が多くこっくりとした使用感です。乾燥しやすい場所を中心に、丁寧に塗りましょう。皮むけや粉吹きなど、特に乾燥してしまう部分には、ヘパリン類似物質を含んだ保湿剤や、白色ワセリンがおすすめです。

乾燥肌のケアにおすすめの成分3選

化粧水やクリームを選ぶのに、基本的な成分を知っておくことは大切です。ここからは乾燥肌のケアにおすすめの成分を紹介します。

セラミド

セラミドは、人の肌に存在する脂質成分で、肌のバリア機能を保つ役割を担っています。肌に保湿力やツヤ、ハリを与えるためには欠かせない成分なのですが、乾燥肌の方はセラミドが不足して、肌の保護機能が低下している可能性があります。セラミドを含むスキンケアアイテムを使用することで十分に補うことができるため、乾燥が気になる方にはおすすめの成分です。

コラーゲン

コラーゲンとはタンパク質の1種で、細胞や組織を互いに結びつける役割を果たしています。肌だけではなく内臓や血管、骨などさまざまな場所に存在する、人体を構成するには欠かせない成分です。コラーゲン成分入りの化粧水を使用すると、乾燥を防いで高いレベルで保湿してくれます。潤いを保つことで小じわを防ぎ、ハリが出るため、若々しさを保つには欠かせない成分です。

ヘパリン類似性物質

ヘパリン類似生物質は、高い保水性と親水性が特徴の成分で、その効果の高さから医薬品の軟膏やクリームにも用いられています。肌の潤いを保つだけではなくて、血行促進作用や抗炎症作用があり、傷の治りの促進も期待できます。0歳時児の肌にも使えるほど低刺激であるため、乾燥肌の方も安心して使用できます。

まとめ

いかがでしたか。乾燥肌の方向けのスキンケアの手順や、乾燥肌のケアにおすすめの成分をご紹介しました。高級なスキンケアアイテムを使用していても、正しい順番で適切にケアしていないければ、効果が半減してしまいます。乾燥肌のケアに効く成分を上手に取り入れながら、乾燥肌の改善を目指し、さらにきれいな素肌を目指しましょう。