正しくお肌のケアをしているつもりなのに肌の乾燥が気になることはありませんか。お肌がつっぱる、かさつきがあるなど乾燥した肌にはどのようにスキンケアをしたら良いのか悩みますよね。実は肌が乾燥する原因はいくつかあって、それぞれに合ったスキンケアが必要になります。今回はお肌が乾燥する原因と乾燥から肌を守るためのスキンケアの方法をご紹介します。

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お肌が乾燥する原因

お肌が乾燥してくると肌がつっぱったような感覚やかさつきが見られるようになりますが、乾燥が進んでしまうと肌から粉が吹いた状態になったり、かゆみや赤みといった症状が出てくることもあります。

正常なお肌であれば、表皮の角層で角層細胞や細胞間脂質が隙間なく並んで「肌のバリア機能」が保たれるのですが、乾燥すると、この機能が低下して水分が蒸発しやすくなります。

では、お肌が乾燥する原因にはどのようなものがあるのでしょうか。

乱れた生活習慣

偏った食生活により必要な栄養素が摂れていなかったり、不規則な生活で十分な睡眠が取れていなかったりすると、お肌が乾燥します。お肌の活性化に必要な栄養素が不足したり、睡眠ホルモンがうまく分泌されないと、肌のターンオーバーが停滞してしまうからなのです。

間違ったスキンケア

間違ったスキンケアを続けていると肌荒れや乾燥の原因になります。クレンジングや洗顔でゴシゴシ洗う、洗顔で熱いお湯を使うなど、肌に負担をかけると肌のバリア機能が低下してしまい乾燥させるきっかけになるのです。毎日間違ったスキンケアを続けると常に乾燥がひどい肌になってしまいます。

空気が乾燥する

空気の乾燥も大敵です。特に乾燥した日が多い冬の場合肌のバリア機能が低下するため、粉吹きや赤み・かゆみといったさらにひどい状態になりかねません。長時間、エアコンの効いた部屋に長時間いると肌が乾燥するケースもあります。エアコンを使うと部屋中の水分が奪われてしまうからです。エアコンの場合は夏にも乾燥に注意しなければなりません。

紫外線は大敵

紫外線対策も重要なポイント。長時間の日焼けは皮膚の火傷にもなります。そのため、日焼け止めを塗ったり日傘や帽子などで肌を守るようにしましょう。日常生活で日焼け止めを使う場合はSPF20~30、PA++のものを、山や海、屋外のレジャーやスポーツで使う場合はSPF40~50、PA+++以上のものを使うのがおすすめです。

また、肌荒れをしている時は肌への刺激が少ない日焼け止めを使うようにしてください。

乾燥から肌を守るスキンケア

お肌を乾燥から守るためには正しいスキンケアを行うことが大切です。ここで、スキンケアでの乾燥対策のポイントを3つお伝えします。

やさしく洗顔する

洗顔する時はやさしく洗うようにしましょう。洗顔料をふわふわになるように泡立ててその泡で顔を包み込むようにして泡で撫でるような感覚で汚れを落とします。すすぐ時はぬるま湯でこすらず丁寧に泡を落としましょう。洗顔をし過ぎると肌の水分を奪ってしまい、乾燥が進んでしまうので注意してください。

保湿を意識したスキンケアを

洗顔後のスキンケアは、なるべく時間を空けることなく、しっかりと保湿を意識して行ってください。化粧水・乳液・クリームの順で使うようにして、やさしく顔全体に押し込むようになじませてください。美容液は化粧水の後で肌荒れなどお肌の悩みがある箇所に重ね付けしてください。

蒸しタオルも効果大

蒸しタオルを使って、顔を温めてから保湿ケアをすると、スキンケア用品の浸透率が良くなります。濡らしたタオルを軽く絞ってからラップにくるんで電子レンジで約1分加熱するだけで、蒸しタオルを準備することができます。顔だけでなく、手も一緒に温めておけばよりスキンケアの効果が期待できます。

しっかりした乾燥対策でうるおい肌をキープしよう

お肌が乾燥する原因はさまざまですが、正しいケアを行えば乾燥からお肌を守ることができます。今回の記事を参考にしてしっかりと乾燥対策を行い、うるおい肌をキープしましょう。

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